変わりたいけど変われないときに変わる方法

自分が変わりさえすればもっと楽になるとわかってはいてもできないことはあります。それが続くとストレスが鬱積して悶々とし、できない自分を責めたり他人を責めたりしてその場から逃げたくなってしまうこともあります。こうした葛藤が続いているときというのは体調を崩しやすいものです。

あまり長く続いてしまうと、それが当たり前になり、そこから抜け出すことを諦めてしまう場合がほとんどですが、気持ちの上では諦めていたとしても、"体"のほうは依然として変わるきっかけを与えるために症状を通して働きかけてきます。

変われない理由を知る

本当は変わりたくない

逆説的かもしれませんが、変わりたいとおもっていても変われないのは、本当は変わりたくないからだといえます。まさかとおもうかもしれませんが、本音では、いまの現状に居心地のよさを感じていたりします。本当に嫌であればすでに別の環境を選んでいるはずなのですが、そうしていないということは、いまの環境や状況において自分にとってなにか利益になるようなことがあって、それを選んでいる自分がいるということになります。

よくある話で例えるなら、親元を離れることができずに婚期が遅れていて、周囲で結婚していく友人や知り合いを横目に自分を責めてしまう男女がありますが、実は、親元にいる利益を享受していることに気づいていません。夫婦関係も似たようなものです。

あるいは、運動やストレッチをすれば体調が改善するとおもっているのに、一向に実行に移せないで不規則な生活習慣を続けいる自分を卑下しているのもそうです。体調が悪いことが利益になっているか、運動をしない方がいい何かしらの理由があるはずです。

本音=変われない理由

そもそも変わる必要があるのかという命題があるのですが、本音を基準にして考えると"変わる必要はない"というのが結論です。もうお分かりだとおもいますが、自分は本音のままに現状を選んでいます。本音が望む通りの現状を選んでいるのですから、変わる必要などあるはずがありません。

それなのに変わりたいというのはどういうことでしょうか?

実はそれは”思考”の罠です。”思考”が先走って変わりたいと考えているだけで、心の中では現状に満足しています。葛藤が生じている理由は"思考"が邪魔をしているからです。自分自身の本音を横に退けて、周囲の人の意見や通例を優先しようとしているところから葛藤が生じています。

この葛藤さえなくなってしまえば、いまの現状は自分にとって最高に素晴らしい状況であり環境であると認めて、まったく違う見方でいまを捉えることができるようになります。その見方の変化は、すなわち、症状の変化をもたらします。

変わるために必要なこと

当院の施術を受けたあとに生活や生き方がガラリと変わってお礼のメールを送ってくださる方がたくさんいらっしゃるのですが、当院ではなにをしているのかをお話することが現状を打開するヒントになるかもしれません。

  • 目標設定
  • 心の苦しみ、涙、決断
  • 遅まきながら人生のルネッサンス

A.H様(28歳)の体験

先生の施術のおかげで、自分との信頼を取り戻した結果、こんなにも生きるのが楽に感じるし、未来が怖くないし、無闇に何かが怖くないし、失敗が怖くないし、希望がスムーズに感じられるし・・変化は数え上げたらきりがないです、、、⇒ 続きを読む

M.K様(26歳)の体験

先生、本当に本当にありがとうございました。あのタイミングで先生のところに伺えて、本当によかったです。先週1週間、一度も泣きませんでした。何か月ぶりかのことです。勇気を持てば、希望が見えてきて、希望があれば、目の前の世界はいくらでも明るくなるんですね、、、⇒ 続きを読む

M.A様の体験

じっくりとキネシを受ける体験をさせていただけたことは「参考になった」なんてものではありませんでした。言葉にできないくらいインパクトが強く、まさに一生ものといえるほどのすごい幸運だったと、今も心から感謝しております。私には非常にタイムリーで、あの場でいただいたフィードバックをたよりに、その後のあれこれを決めてきました、、、⇒ 続きを読む

フラットな心

まずは、自分自身の現状を客観的に観るという作業があります。自分はなぜ今こんな状態なのかという問いかけに対して、固定観念や既成概念を取っ払ってフラットな姿勢で自分のことを観てみようという心構えからはじまります。

思い込みほど障害になるものはなく、その思い込みは自分の周囲で氾濫している情報から来ていることがほとんどですので、それらをいったん脇において自分の経験や感覚に立ち返るという作業が必要になります。

他人に自分の状況を話すことは、ある意味ではこの作業を進める一番簡単な方法です。話をしているうちに自分のことが観えてくることがあるからです。この際、「意見をしない他人」を選ぶ必要があります。人に意見をされると自分の感覚がわからなくなってしまうからです。

訓練を積んだ専門家は、求められない限りは意見はしません。

気づきが癒しの第一歩

"気づき"には受容が含まれています。客観的に自分の状態に気づくことができると、その気づきはそのまま自分を受け容れることにつながります。

自分はなぜこのような現状を選んでいるのかという本音がわかることは、意外ではあっても決して嫌なものではありません。その気づきによって本当の自分の姿を知ることができてむしろスッキリするものです。

このスッキリ感がないために悶々とした葛藤がつづき、それが症状となって現れるといっても過言ではありません。気づきは癒しの第一歩だといえます。

変わろうとしなくてもいい

変わるのではなく、気づくことが必要です。気づくことさえできれば人は自然に現状を変えようと動きはじめます。気づきが行動の原動力になります。

気づくためには客観性が必要です。客観性を得るために他人に話をしたり本を読んだりセミナーを受講したりするのであり、気づきが得られないことにいくら時間を費やしてもあまり意味はありません。

自分を変えるために占いやセミナーを頻繁に受けたとしても、自分に結びつけて気づくことがなければ変わることはなくジプシーのようにさまざまなイベントを練り歩くようになってしまいます。

勇気をもつ

自分の真実の姿をみるのは勇気がいるものです。そして、その自分を受け容れるのにも勇気が必要です。もちろん、何かに気づいて新たな実行に移すのにも勇気が必要です。

たとえば誰かを恨んでいるとします。誰もが一度や二度は誰かを恨んだことがあるものですが、恨んでいる相手のことを考えるときやその人と一緒にいるときは、言動のすべてが恨みの感情を元にしたものになります。このときの自分=(自分+恨み)ということになります。

(自分+恨み)が当たり前になっている自分から恨みがなくなるとどうなるでしょうか?まるで自分ではなくなるような気がしてきます。ですので恨みを手放すことができなくなります。

でも考えてみていただきたいのは、その生き方をずっと、一生涯死ぬまでつづけるのですか?ということです。それは辛いことだとおもいます。そこで勇気が必要になります。恨んでいても相手は変わらないですし、恨みがなくなっても自分もなにも変わりません。むしろ楽になります。ですから、勇気をもって次のステップに進んでいただきたいと思います。

まとめ

変わりたいけれど変われないという苦しい現状を打開するためには、面倒くさいとおもうかもしれませんが、現状を楽にするために心をフラットにして自分の本音を探っていく作業はかならず必要です。

そのときに効力のある問いかけは『なぜ自分はいまこの状況を選んでいるのか?』です。

ポイントは、他人事ではなく自分がこの状況を選んでいるというスタンスを取ることです。たとえそうは思えないとしても、一度はその気持ちを脇において自分事として捉え直すところに打開するヒントがあります。とりあえず百歩譲ってみて、自分がいまの状況を選んでいるとしたら、どんな利益があってそうしているのか?と考えてみるくらいの心の余裕をもってみてください。

自分にとっての利益が明確になったところではじめて、それではどうするかという次のステップに移ることができます。この作業をしないままに先を急ぎすぎてしまうために葛藤が生まれ、体調も崩しやすくなります。

 

個人の枠を大きく飛び越えて宇宙という枠組みの中で捉えてみなければ観えてこないこともあるかもしれません。自分の思考が追いつきそうになければ専門家を活用してください。

他人と一緒にこうした作業をするのがおそらく一番早い方法ですが、自分ひとりでおこなう場合には、自分の思いを紙に書いてみる方法があります。この場合にはスマートフォンやパソコンではなく、実際にペンをもって手を動かして紙に書き出してください。ペンを動かすことが脳を刺激することに加えて、紙に書いた全体像を観れるので、このほうが効果があります。

気づきが行動の原動力となり、勇気があればどんな困難でも乗り越えられることを思い出してください。現状を変えようとする必要はありません。ただ、自分がなぜそうしているのかに気づいて勇気をもって別の選択をしてみてください。そうすれば必ず変わります。

 

余談ですが、当院の施術では、メディカルアロマ、フラワーエッセンスやキネシオロジーなどを用いることによって、勇気を振り絞るまでもなく自然なかたちでいつの間にか次のステップに移行しているということが起こっています。感想をお寄せくださるお客様のほとんどが、自分がいつ変わったのか明確にはわかっていないうちに変わっています。

専門的な知識のもとで効力のある適切なツールを選ぶことでこのようなことが可能になります。

 

以上、変わりたいけど変われないときに変わる方法についてお話してきました。この記事を読んで悩みや疑問がでてきたり、あるいは助けが必要な方は、下のご相談・お問い合わせフォームより気軽にご相談ください。

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