たとえばガムを噛んでいるときに何かとても嫌な目にあって、そのときに胸が苦しくなって心臓がドキドキして、さらに怒りが込み上げてきたとします。その後、何年も経ってから同じ味のガムを口にしたときに急に胸が苦しくなって心臓がドキドキして、さらに何故かイライラしてしまう、ということが起こることがあります。これは匂いでも同じ反応が起こります。
食べ物とトラウマの結びつき
上の例で、ガムを口に入れたときに起こる反応が、まさか過去に経験したことだとはおもわないでしょう。でも、キネシオロジーの施術をしていると、こういうことがしばしば起きていることがわかってきました。どうやら過去の体験は脳や細胞レベルに記録されていて、きっかけが与えられるとよみがえってくることがあるようです。上の例では「ガム」がそのスウィッチです。
もしも食べ物の中で以下のようなものがある場合には、過去の体験(記録)との結びつきが関係しているかも知れません。
・どうしても食べられないもの
・アレルギー反応を起こすもの
・下痢や嘔吐を起こすもの
・体調が崩れるもの
・力が抜けるもの
食べ物と結びつく体験
どんな体験でも食べ物と結びついて反応を起こす可能性があります。たとえば、
食事中に両親が口喧嘩していた、
嫌いなものを食べ残したら叱られた、
飛行機内で食事中に急降下した、
落ち込んでいる期間にいつも口にしているものがあった、など。
また、母親の胎内にいる子供にとっては、妊娠中の母胎の体験が誕生後に反映されることもあります。
出来事の中で体験した感情はそのまま、そのとき口にしていた食べ物と結びついてしまうことがあり、そのときに体験した身体機能とリンクします。特に、衝撃的な体験であるほどその割合は高くなるようです。
ただ、衝撃的な体験ほど、その体験を思い出さないようにする機能があらかじめ人には備わっていて、普段は全く問題なく過ごせるのですが、スウィッチとなる食べ物が入ってきた途端に思い出したり反応が起こります。
トラウマの解除
何かしらの反応が起きてしまう食べ物を食べないようにすることは、最初に取り得る方法です。これはもっとも手っ取り早い方法ではありますが、食べ物によってはそれが非常に困難な場合も少なくありません。たとえば小麦や卵はその代表的な例です。
もしも、反応を起こしてしまう食べ物がトラウマと結びついているのであれば、そのトラウマを解除することで反応しなくなるケースは今までに30例ほどあります。割合で言えばほぼ100%です。ただし、一時的に反応しなくなるだけで時間の経過とともに再発してしまったケースもあります。
このケースでは、その後の追跡をしていないので、さらにキネシオロジーの施術を続けた場合にどうなるのかはわかりませんが、反応しなくなる可能性はあるとおもわれます。
また、食べ物が反応しなくなるだけではなく、トラウマが解除されることで気分的に楽になったり、物事の捉え方や行動が変わったりします。
キネシオロジーによる手順
キネシオロジーの施術では、まずはじめに、反応を起こす食べ物を用いて「筋反射テスト」をします。この場合に、食べ物を想像するだけでもテストができますが、アナフィラキシーショックを起こす可能性のあるものをテストする場合には、実際にその食べ物が手元にある状況でおこなうことが大前提になります。
(注:Oリングテストは精度が低く正確性が保証されないため用いません。詳細はこちらの記事をご覧ください)
反応を起こす食べ物を手に持った状態(近づけた状態または想像した状態)で「筋反射テスト」をしてみて【OFF】の反応がでることを確かめたら、その食べ物と結びついている感情を「筋反射テスト」によって見つけていきます。その感情と結びついている出来事が思い出せる場合には、その出来事で「筋反射テスト」が【OFF】の反応を示すかを確認します。
ここからは癒しのステップに入ります。感情を癒し、過去の出来事に対して何も感じなくなるようになるために必要なツールを「筋反射テスト」で見つけて施術します。「筋反射テスト」で【OFF】の反応を示していた感情と出来事が反応を示さなくなったら、再び食べ物を持った状態(近づけた状態または想像した状態)で「筋反射テスト」をします。
食べ物が反応しなくなったら施術は終わりです。
最終確認
食べ物による反応を確かめるためにパッチテストをするか、または、ごく少量を口に入れてみてもらうこともあります。ただし、アナフィラキシーショックの可能性があるアレルゲンをテストする場合は、口には入れずに、少しずつ体に近づけていって「筋反射テスト」の反応をみます。
体にギリギリまで近づけても「筋反射テスト」が【OFF】の反応を示さず、尚且つ、体にも何の反応もみられない場合にのみ、実際に手に持った状態で「筋反射テスト」をします。手に持っても【OFF】を示さず体にも反応がでなければ、この時点ではじめて口に入れても反応しない可能性がでてきます。
次のステップに進むには、万一の事態に備えて医師の承諾または同伴、ご本人またはご家族の承諾とアドレナリン自己注射薬が必要になります。
食べ物による反応は自己完成へのステップ
食べ物とトラウマが結びついているケースでは、食べ物による反応が解除されるプロセスは過去が癒されるプロセスでもあります。常識的に考えると、食べ物と過去の出来事が結びついていることなど考えられないかも知れませんが、キネシオロジーの施術ではすでに沢山のエビデンスが示されていて、量子物理などの分野の進歩によっては証明される日もくるかも知れません。
私たちが食べ物を口に運ぶ機会は、一日の中にも意外なほど多いものです。そのどこかのタイミングで起こる出来事が食べ物と結びつくことがあるとしたら、人生の中でどれだけの数の結びつきが起きているかを考えるのは気が遠くなりそうです。でも、その一つひとつの出来事を癒すことができるとしたら、人生は随分と違うものになるかも知れません。
キネシオロジーの場合は、検査と癒しのプロセスがセットになっていて、「筋反射テスト」で確かめられるものは癒しへと導くことができます。食べ物による反応は当事者ばかりか周囲の人にとっても苦痛でしかないものですが、それが明らかにトラウマと結びついている場合には、食べ物がトラウマを癒すための羅針盤になり得ます。
過去のトラウマを癒すステップは、本来の自分を体験するステップでもあります。もしも以下のようなものがある場合には、キネシオロジーの施術を試してみてはいかがでしょうか。
・どうしても食べられないものがある
・アレルギー反応を起こすものがある
・下痢や嘔吐を起こすものがある
・体調が崩れるものがある
・力が抜けるものがある
キネシオロジーによるアレルギー検査をご希望の方は「ソウルナビゲーション(目標設定)コースにてご予約ください。
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