実例で示す体と心の繋がりと、改善への糸口

病院に行けば、当然のごとくにお薬が出されます。整体、鍼やマッサージなどに行けば、身体の矯正や治療をしてもらうであろう症状が、”気持ちが変わるだけ”で良くなってしまうことがあります。心と体は繋がっていると改めて実感する症例をご紹介します。

女性に多い月経にまつわる症例ですが、月経不順で、経血量が多く、しかも出血が1ヶ月近くも止まらないという状態でした。当然ながら婦人科も受診していますが、一向に良くならず、いよいよ”ヤバい”ということで、ご友人に背中を押されて来院されたという経緯がありました。

結果は、来院数日後には出血がとまり、さらに思いも寄らなかった症状の好転がありました。

体が先か、きもちが先か

本人も気づいていない症状の引き金

はてさて、出血が止まらい状態を施術でどう対処できるかと最初は考えたのですが、月経不順ということで、これはもうメンタルだろうと直感しました。たとえ身体的アプローチをしたとしても、一時は良くなったとしても継続はしないものです。それを直感したので対話を始めました。

お客様との対話のプロセスを『インタビュー』と呼んでいますが、これはいわゆる「カウンセリング」とは似て非なるもので、どちらかというと「コーチング」に近いものです。お客様ご自身が、自らの”気づき”に至れるようフォローする手法です。

詳細は省きますが、最終的にお客様の抱えている大きな課題に行き着きました。それはメンタル的なことですが、そのことが生活の全般に渡って影響を及ぼしている状態でした。

当のご本人としては、まさかそのことが自分の症状を引き起こしているなどとは夢にも思っていませんでしたが、『筋反射テスト』による反応を信じないわけにはいきませんし、なるほどと納得せざるを得ないといった感じだったかも知れません。僕の経験からもこれが原因だと直感しました。

視点を変えてチューニングする

ここではじめて、具体的に、【視点】を変え、エネルギー(氣)の流れを変えるためのアプローチをしていきます。「本当はどうなりたいのか」を目標設定していただくことにしました。

目標が決まった時点で、その目標に対するチューニングのセッションをして不調和を改善していくのですが、このときにもっとも弱くなっていた「膀胱経」の氣の流れを活性化するアロマを選び、アロマの香りを嗅いでいただいて終了しました。実際にしたことは、これだけでした。

その2週間後、ご友人から状況を確認したところ、出血が止まり、月経がスムーズになり、さらに、ずっと排尿がなく困っていたのにそれがあって、全身のむくみが取れてきたということでした。おそらく、この変化はまだまだ続くでしょう。

体からのサインを読み解く

さて、この症例から見えてくることがあります。

心と体は繋がっているというのは観念などではなく、この症例のように、至極現実的に起こっていることなのですが、私たちはそのことを認めたくないかのように見えるときがあります。

認めたくないので体の方にばかり意識を注いで何とかしようと試みますが、やはり「体は正直」なものです。「膀胱」という臓器は、尿を一時的に貯めておく貯蔵庫の役割をしていますが、この臓器の裏に隠された意味は、【キャパシティー】です。

このお客様の心理的なキャパシティーは、すでに限界を超えていたのですが、そういう自分を認めることができず、そのために常に無理をしていたのです。そのことを伝えるために、症状が発症していました。

改善への転換

症状が改善した理由は、自分の考え方や習慣を変えようとし始めたことで、症状が必要なくなったから、だと言えます。

今回ご紹介した症例は、体という”表現体”を通して、自分が今どこにいるのかや何処に向かっているのかを知るために、私たちには体が与えられている、ということを改めて教えてくれたように思えてなりません。

体の声は、”ココロの声”でもあります。体をいたわるということは、言い換えると、自分自身を偽らず、自分に正直であり続けるということでもあろうかと思います。

でも、自分に正直であろうとすると、周囲とのギャップに押し潰されそうになることもあるでしょうし、それを恐れて、自分の気持ちを押し隠してしまうことは誰にでもあります。しかし、それでも体はいつでも一つの問い掛けしか発しません。

 

「それで”私”はどうなるのか?」

 

今まで見てきた沢山の症例から言えることは、この問いに応えるためのスタートラインは、自分がどういう状況にあるのかを【客観的】に見れるようになることです。

その時点では、まだ現実の状況は何も変わっていないかも知れませんが、ミクロ的な【視点】からマクロ的な【視点】に切り替わるだけで、人の脳は、新たな可能性を自動的に模索し始めます。今までの【視点】からは思いも寄らないような、解決の糸口が見えてくることもあります。

視点を変える方法

人生には、自分が思い付く以上にたくさんの「選択肢」が広がっています。わたし一人が思い付く「選択肢」は数値にすると3%程度(※)に過ぎませんが、他人の【視点】を活用することで、この数値を上げていくことができます。

【客観的】に自分を観るには、自分の【視点】を上げるか、他人の【視点】を活用するしかありませんが、既に一流と言われるような人でもコーチを付けているのは、自分一人で【視点】を上げることの限界を熟知しているからです。

「自分らしさ」というものは、他人との【関わり】の中にあってはじめて見えてきます。

そのために他人を活用することは悪いことではありません。他人に活用してもらえるような自分になるために、今は自分が他人を活用するときだと思えばいいと思います。その自分の為に、耳が痛くなるようなことを言ってくれる他人ほど、ありがたい存在はないのかもしれません。

※脳のRAS細胞(毛様体賦活系)が現実世界を優先的に認識している割合

まとめ

体に何の意味もなく症状が現れるということはまずありません。体に影響を及ぼすものを大別すると「外から入ってくるもの」「内側で起きていること」の2つになるかと思います。「外から入ってくるもの」には、飲食物身につけるもの、そして周囲の環境があります。「内側で起きていること」には、“心模様”考え方があります。

今回ご紹介した症例の場合は”心模様”が大きく影響していて、ご本人がそのことに気づいて現状をしっかりと認めて受け止めたからこそ、新たな次の一歩を踏み出すことができて、それと同時に体が新しい在り方を選ぶことができたという例です。体と心はつねに一体不可分で、体が発する声に耳を傾けるということが、心の内側の本音や叫びに向き合うことだと教えてくれています。

自分の状態を自分で把握できるようになるのには訓練が必要です。学校では教えてもらえませんでしたし、家庭でも教えられる人がほとんどいませんでした。そのために専門家がいます。専門家の助言のもとで体のサインの読み方を習得して人生のステップアップに活かしていただきたいと思います。

体はぜったいに嘘をつきませんし裏切ることもしません。その体を舵にすることでもっと楽に安全に、そして確実に人生を楽しむことができるはずです。苦しみは後々に役に立つものかもしれませんが1日でも早く通過するのがいいに決まっています。体はつねに、そのことを伝えようとしています。体の声に耳を傾けてみてください。

ナチュラル メディケアでは、お客様ご自身が「体の声」を聴くことができるようにフォローアップしています。ひとりでお悩みの方は気軽にご相談ください。

 

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